熊本で困りごとがあったら親身になって相談に乗ってくれる探偵事務所の選び方

欧米諸国とは違い日本国内では探偵に国家資格制度がある訳ではなく、届け出をすればどんな方でもお仕事をすることが可能です。それだけにセンシティブな問題を含む調査を依頼する際には、探偵事務所選びが重要な鍵を握っています。熊本にも無数の探偵事務所が開業しており得意分野や過去の実績などから選ぶことが可能ですが、この項では何を基準にすれば良いのか徹底解説します。

探偵業を営むのに必要な届け出を確認

探偵

探偵業を営むには「探偵業の業務の適正化に関する法律」に基づき、事務所の所在地にある公安委員会に営業を開始する前日までに届け出をすることが必要です。熊本県内に事務所を開設している場合には、熊本県公安委員会への届け出を行います。書式に則った届け出の書類のほか、個人名義の場合は住民票の写し、法人名義の場合は定款と役員の住民票の写し、欠格事由に該当しない旨を誓約する書類なども添付することが必要です。届け出が受理されると探偵業届出証明書が発行され、事務所などの見やすい場所に掲示することが求められているほか、公式ホームページなどに証明書を保有していることを明示することができます。このような熊本の探偵事務所なら厳しい要件を満たして届け出が受理されたことが証明されており、プライバシーや個人情報などが含まれたセンシティブな内容でも安心して相談することができます。プロの探偵が依頼人に親身になって寄り添い、円満解決するために尽力してくれること間違いありません。

地元に事務所があるのがおすすめ

探偵事務所の中には地元にあるのは営業所のみで、本店が遠隔地に所在しているケースも少なくありません。昨今ではフランチャイズとして熊本県内にはサテライトオフィスや受付窓口のみが設置されており、電話やメールで問い合わせを行っても他県に開設している本店に転送されるという事例もあります。面談や契約を行う際には喫茶店など外部の施設で待ち合わせをすることが求められるケースもありますが、必ず事務所に出向いて行うようにすれば安心です。熊本で生じた案件を相談するなら、地元に事務所を構えている探偵に依頼すれば地域の事情を熟知しているスタッフがスムースに調査を行うことが可能です。多くの探偵事務所では本契約に至る前であればキャンセルが可能なことから、遠隔地の支店とのコミュニケーションに時間を要すると感じ、担当するスタッフに地元の地の利が無いと感じた場合にはキャンセルし、地元に根差した地域密着型の活動をしている熊本県内の探偵事務所に相談するのがおすすめです。

多くの事案を解決してきた実績を見る

年代に関係なくその道のプロフェッショナルであれば相談した内容を円満解決することは不可能ではありませんが、時には過去の実績や人生経験がものを言うシーンも少なからず存在しています。例えば浮気調査で対象の人物にアプローチする際でも、話し合いで反発されることがあるケースでも、年配の担当者が諭すように話すことで素直に聞き入れてもらえたという事例もあります。さらに一見すると円満解決できたかに見えても後から気持ちが変わったとしてトラブルになるケースもあることから、それらを未然に防ぐための危機管理をアドバイスすることも重要です。関連する法律を熟知しているのはもちろんのこと、過去の実績から来るノウハウで目の間の問題を解決しつつ、再発を防止することも大切です。それらの熊本の探偵事務所が持っている実績は、公式ホームページなどに掲載されていることがあります。自身が抱えている悩みと同じような事例で完全に解決された実績を見ることができれば、問題の解決へと近づくことができます。

質の高い仕事には料金だけでは計れない要素がある

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自身の悩みや困りごとを相談できる熊本の探偵事務所に依頼をする際には、何かと費用がかかる昨今、少しでも安く済ませたいと考えるのは大半の方の本音です。しかし、あまりにも安価にサービスを提供している探偵事務所の中には調査能力や経験が乏しく満足できる結果が得られないばかりか、追加の調査で料金が後から請求されたという事例もあります。そのため、新たに探偵事務所を探して再調査を行い、結果として高額な料金になってしまったというケースもありました。探偵業の料金にはこれと言った指標は存在せず、事務所によって大きなばらつきがあるのが現実です。問題を解決するためには最初の探偵事務所選びが大切で、しっかりとした調査を行うためには相応の料金が発生することを踏まえる必要があるほか、熊本県外にも跨るような調査が必要になった場合には交通費も加算されます。所属している探偵の力量によって調査結果に大きな差が出ることから、最初の低価格な料金に囚われることなく実績や能力、担当者の経歴などから選ぶのが一番です。

見積書や契約書を発行してくれる

探偵事務所に相談をしたところ、当初の予算よりも高額な請求がされ、無料相談と本相談の区別がつかない状態で料金が発生していたというケースも少なくありません。調査範囲や報告書、契約期間内に解決できなかった場合の追加調査の取り扱いなど、考えていたのと違ったと言うケースもあります。それらの問題を回避するために、熊本の探偵事務所に相談するなら、事前に見積書や契約書を発行してもらうのがおすすめです。見積書で料金が明確になってから納得をして契約をしてから、はじめて調査を開始するなら安心できます。契約期間や追加調査の取り扱いが事前に分かっていれば、心の準備をしておくこともできます。また、これらの見積書や契約書は様々な手続きで必要になることがあり、大切に保管しておくのがおすすめです。大半のケースではこちらから指定しなくても発行してもらえますが、もしも発行されない場合は請求するのがおすすめです。ここでの対応で探偵事務所の姿勢が分かり、本契約を結ぶか否かの判断材料になります。

弁護士事務所との連携があれば安心

熊本の探偵事務所に調査を依頼した結果、内容によっては裁判闘争まで至るケースもあります。例えば浮気調査を実施したところ法的にも人道的にも完全に相手側に否があることが判明した場合、相手が要求に応じなかった時には離婚調停、賠償金や慰謝料の請求などを行うことがあります。そんな時でも心身ともに疲弊している中で自分自身が弁護士を別途探すには大変な手間がかかりますが、弁護士事務所と提携している熊本の探偵事務所なら、すぐに弁護士が駆け付けて相談に乗ってくれます。さらに探偵事務所の調査報告書に弁護士が目を通せばどんな事案なのか瞬時に分かり、適切な対策や訴訟方法などについてアドバイスをしてもらうことが可能です。長年にわたって提携をしていればお互いに上顧客となっていることから、優先的に対応してくれて、最後まで尽力してもらえることが期待できます。そのような弁護士であれば探偵事務所を経由して依頼された事案の取り扱いに長けており、依頼人のニーズを汲み取った弁護をしてもらうことが可能です。

まとめ

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平成18年に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行されて以降、厳しい欠格条項や審査を通過した事業者のみが届け出を受理されて活動ができるようになったものの、事務所によってその力量に差があるのは確かです。熊本県内の探偵事務所に相談する際には届け出の有無はもちろんのこと、過去の実績や解決事例を確認してから選ぶのがおすすめです。